10年マネープランを立てる方法【投資を始めたい方へ】

家計簿アプリで記録した収支データを月間・年間単位でパッと見やすくする手順と、将来のマネープランの立て方をご紹介します。

 

必要なものは?

まだ表計算ソフトを持っていなくて、これから始めたい方は無料で使えるGoogleスプレッドシートを選んでください。

 

エクセルの場合、無料版と有料版があります。

無料版は一部機能が制限されているため、「お金を払っても構わないから、使い慣れたエクセルをプライベートでも使いたい」という方におすすめします。

 

こんな方におすすめ

  • お金の管理をしているお母さん/お父さん
  • 一人暮らしの学生さんや社会人
  • 投資を始めたい方
  • 車や家を買うかもしれない方

作業にかかる時間はどのくらい?

まとまった作業時間が必要なので、初回は1時間くらい時間を確保しておいてください。

くわしい手順

①ひな形のダウンロード

 

こちらは無料で誰でも利用することができます。

マイクロソフト社公式サイトからダウンロードできるのであんしん◎

②ファイルを開く

Googleスプレッドシートで開く場合の注意点

無料で使える表計算ソフト「Googleスプレッドシート」でエクセル形式のファイルを開くときは手順がいつもと違うので、解説していきます。

 

上のヘルプページを見てもらったらわかるのですが、やり方がいくつかあります。

 

ご自身の状況によって選ぶものが変わってきますが、

迷ったら「既存の Excel スプレッドシートGoogle スプレッドシートに変換する」方法で試してみてください。

 

家族どうしで共有・同時に編集できる機能も使えますし、なによりファイルの読み込みに時間がかからないのでおすすめです◎

 

③項目を編集・追加する

●10年間シート

  • 家族の名前と年齢・ライフイベントをご自身のものに編集していきます。
  • 支出の項目を家計簿アプリZaimの支出項目に合わせて編集・追加していきます。

 

●1年間シート

  • シート名を今年に変更する

 ※翌年移行はは毎年「1年間シート」をコピーして追加します。

 

すでに数式が埋め込まれているので、自動での収支計算や、1年間シートから10年間シートへの転記を行ってくれます。

 

自分で一から表を作ることに比べたら、はるかに時間を節約できました◎

 

「なぜこのシートを作るの?」

ひとつは①毎月の余った額を把握するため

もうひとつは②将来の大きな支出の備えや投資資金を貯めるためです。

 

例えば、旅行・学費・車・家などを買うタイミングは、10年間シートを作ればかんたんに把握できますよね?

 

あとはイベント発生のタイミングから逆算して、月々の積立額や期間を計算することができます。

 

さらに、価格の下調べや代替プランを検討できるのが最大のメリット!

たとえば、「お目当ての新車を買うとなると×百万円かかるから、代わりに中古車にして浮いたお金を投資に回そう」とか、

 

「ローンを組むと金利手数料などで10万円余計にかかるから、お金を貯めて現金払いにしよう」という代替プランも検討できます。

 

「投資を始めるタイミングはいつ?」

「投資を始めたいけれど、当面の生活費をどのくらい確保してから投資をはじめたらいいの?」と、投資未経験のかたは迷われるのではないでしょうか。

 

わたしは、当面の生活費として月の生活費6ヶ月〜12ヶ月を貯めることができたら投資を始めるタイミングだと考えます。

 

投資は余った資金でやるのが鉄則。生活費や不測の事態(転職や被災など)に備えて最低でも半年分の生活費は確保しておいてください。

 

※ローンがすでにある方は、そちらを返済してから投資を始めるのがセオリーです。ただし、個別の条件や事情が絡んできますので、1年間/10年間シートを作った上で金融機関のFPの方などに相談なさってください。

 

「投資の勉強」なら今からでもノーリスクでできるので、「貯金がないし、ローンもあるから自分に投資は無理だ・・。」と諦めずに、その時に備えてコツコツ学んでいきましょう!

 

わたしは投資を独学で学び始めて20年経ちましたが、やってみて思ったのは独学で学ぶのと、経験者から学べるのでは学習スピードが違います。

 

先日、夫相手に1対1で教えてみましたが、わたしの20年の知識と経験が3時間でほぼ終了ー。

 

当時のわたしにも教えてあげたい、「初心者は師匠から学んだほうが圧倒的に理解が速い」ということを。

 

なので、これから投資を始めたいあなたに向けて、初心者向けの内容を今後記事にして更新する予定ですのでお楽しみに☆

 

リクエストも受け付けていますので、ブログ内の問い合わせページからメッセージをいただけるとうれしいです。